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腸内免疫を高めるとアレルギーを予防できる

Th1細胞を増やすのは、善玉菌のビフィズス菌であることがわかってきました。

そのため、ヨーグルトなどを食べてビフィズス菌を増やすとTh1も増えるので、アレルギー症を抑えることができるのです。

その好例として、フィンランドのトゥルク大学の小児科マルコ・カリオマキ氏らが行ったアトピー性皮膚炎の臨床調査があります。


アトピー性疾患になりやすい家系の妊娠中の女性を150人選び、無作為に2つのグループに分けて、一方には出産予定日の2?4週間前から乳酸菌の入ったカプセルを飲んでもらい、もう一方にはダミーのカプセルを飲んでもらいました。

出産後も、母乳で育てる場合は母親に飲みつづけてもらい、人工栄養で育てる場合は、水にとかして赤ちゃんに飲ませ、生後6ヶ月まで続けてもらいました。

そして子どもが2歳になったときに、追跡調査ができた132人のアトピー性疾患の発症率を比べたところ、乳酸菌を妊娠中から飲んでいたグループの赤ちゃんは、飲んでいなかったグループに比べ、アトピー性疾患の発症率が半分以下になりました。


このように、ビフィズス菌を増やすとアレルギー疾患を予防できることが臨床実験でも証明されています。

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