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食物繊維の多い食事をとる

便秘の人に意外と多くみられるのが、消化のよいものだけを食べていることです。

消化のよいものは便の量が少なくなるので、大腸の粘膜への刺激が減り、蠕動運動が起こりにくくなるので便通が悪くなります。

便秘をなくすには、大腸の粘膜を刺激し、便の材料となる食物繊維の摂取が欠かせません。


食物繊維には、大別すると、水にとける「水溶性食物繊維」と、水にとけない「不溶性食物繊維」の2つがあります。

水溶性の食物繊維は、果物、こんにゃく、海藻類などに含まれ、
不溶性の食物繊維は、穀類、野菜、豆類、いも類などに含まれます。

両方とも便の量を増やす働きがあり、水溶性のものは便をやわらかくし、不溶性のものは、腸管を刺激する作用があります。


食物繊維の理想的な摂取量は、成人では1日あたり20?25gです。

しかし、現代の日本人は、食生活が欧米化したために平均すると1日に16g程度しかとっていないという調査結果もあり、諸侯持つ繊維を極力とるようにする必要があります。


ただ、食物繊維は、たくさんとればよいというわけではありません。

あまり多くとりすぎると、食物繊維がビタミンやミネラルなどの栄養素を吸収してしまうことがあるからです。

しかし、自然の食べ物から食物繊維をとっているかぎりは、まずとりすぎの心配はないといえます。

また、食物繊維の多い食品は、たいていビタミンやミネラルも豊富に含んでいますから、多少吸収がそこなわれても問題にはなりません。

気をつけたいのは、精製した食物繊維や、食物繊維の摂取を目的とした食品をとる場合で、過剰に食べないように摂取量をチェックする必要があります。


また、便秘と下痢を交互に繰り返すときは、ストレスなどが原因で「過敏性腸症候群」を起こし、腸がけいれんしていることが疑われます。

このように、腸がけいれんして起きる便秘(けいれん性便秘)の場合は、食物繊維は腸を刺激し、かえって症状を悪化させるので控えてください。

この記事のカテゴリーは「食物繊維を積極的にとって便秘を防ぐ」です。
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