トップ > 痔の最大の原因は便秘と下痢 > 慢性の下痢症も痔の大敵

慢性の下痢症も痔の大敵

これまでに説明したように、下痢も慢性化すると痔をつくる大きな一因になります。

下痢をすることで肛門の粘膜が炎症を起こし、内痔核や裂肛になりやすくなります。また、下痢便が肛門腺窩に勢いよく入ると、痔ろうの原因になります。


下痢のなかで一番多いのは、食べすぎや寝冷えで起こる一過性のもので、これは、ほうっておいても治ることが多いので心配はいりません。

痔の原因となるのは、慢性の下痢症です。

とくにやっかいなのは、便秘と下痢が交互にあらわれる過敏性腸症候群です。

これは、ストレスなど心身の疲労によって腸の活動をコントロールする自律神経の働きが乱れ、腸の蠕動運動が活発になって起こるものです。

ですから、過敏性腸症候群の治療は、ストレスの原因をつきとめ、それを排除するようにします。


下痢を防ぐには、まず水分を控えめにすることです。

水やビールなどを飲みすぎると、大腸で水分を吸収しきれず、やわらかい便がさらにやわらかくなって下痢を起こします。

よく、牛乳を飲むと下痢をするという人がいますが、これは牛乳に含まれている乳糖が腸で分解されないために起こるものです。

その点、ヨーグルトは、すでに大半の乳糖が分解されているため下痢の心配はありません。


また、タバコは下痢を悪化させます。

この記事のカテゴリーは「痔の最大の原因は便秘と下痢」です。
関連記事

痔の最大の原因は便秘と下痢

痔になったり、痔を悪化させる危険因子は「肛門の炎症」です。 そして肛門の炎症を起...

理想的な便とは

便秘や下痢で悩んでいる人は、「排便できたか、できないか」ということばかりを気にし...

便意を感じたら我慢しない

便意を感じたら、我慢しないでトイレに入って排便することが、肛門に負担をかけず、痔...

人間は、排便するようにつくられている

大腸が動いて、便がS状結腸から直腸へ送られるには、3つの神経反射が必要です。 ・...