「痔と思っていたら、大腸がん」
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バーキット博士による排便時間の研究
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イギリスの医師バーキット博士は、便の滞留時間とがんの発症との関連を研究し、食物繊維とがんの関係を明らかにしました。
博士は、バーキット腫瘍というがんを発見した著名な医学者です。
バーキット博士は、アフリカに20年以上住み、アフリカの人たちを治療してきました。そこで気づいたのは、アフリカの農民は大腸がんなどの大腸の病気が少ないことでした。
そして、アフリカの農民の排便の量とイギリス人の学生の排便の量、そして食べてから便となって排泄されるまでの時間(消化管通過時間)を測定してみました。
アフリカの農民の1日の排便量は平均470g、消化管通過時間は平均36時間だったのに対し、
イギリス人の学生の1日の排便量は平均104g、消化管通過時間は平均73時間であることがわかりました。
消化管通過時間は、食べてから小腸を通過するまでは両者ともにほぼ同じでしたが、大腸に滞在している時間がまったく異なっていたのです。
イギリス人の学生は、アフリカの農民の約2倍にあたる73時間も便を大腸にためていました。
これほど長時間、便が大腸にあると、便は腸内で悪玉菌によって腐敗し、発がん物質や人体に有害な物質を大量に発生させ、さらに発がん促進物質の二次胆汁酸が長く大腸にとどまることになります。
そして、食事の内容を調べたところ、アフリカの農民は食物繊維をたっぷり(60?80g)とっていることがわかりました。
このバーキット博士の研究から、食物繊維の摂取が便秘の改善に効果があることがわかったのです。
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