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肛門周囲の皮膚の汗腺や皮脂腺に最近が汗腺して炎症が起こり、可能してろう孔からうみが出る病気を膿皮症といいます。
炎症の原因となる細菌は、ブドウ球菌による症例もありますが、いろいろな種類の細菌がまざって発症することが多いようです。
膿皮症は痔ろうと関係が深く、約60%が痔ろうを併発します。
ただし、痔ろうからろう孔ができて膿皮症になったものかどうかは不明です。
膿皮症を起こしても、はじめは肛門周囲膿瘍と区別がつきませんが、うみが出はじめると、うみの出口が肛門の外側に増えていくので膿皮症とわかります。
炎症は、皮膚の下の臀筋の筋膜まで侵入します。そのため治療では、膿皮症を起こしている皮膚組織を臀筋の筋膜まで、すべて切除します。
治療法の問題点は、再発をおそれて広範囲の皮膚をとると、すわったり歩いたりするときにひきつって、機能障害を起こすことです。
しかし、切除範囲が不十分だと再発するため、医師にとって治療の判断が難しくなります。
最近の膿皮症の治療の世界的な傾向は、患部を機能障害のない範囲で切除し、再発したらその部分を少しずつ追加手術する、という流れになっています。
膿皮症が、臀部の両側に広い範囲で存在するときは、切除したあとに皮膚移植をする方法もありますが、できない場合もあります。
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