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後遺症と再発について

肛門の専門病院で、日本大腸肛門病学会の専門医が、肛門括約筋を傷つけずに手術を行えば、後遺症や再発はほとんどありません。

しかし、手術した部分の再発がなくても、ほかの部位に新しい痔ができる可能性はあります。


たとえば、痔ろうは肛門腺窩に炎症を起こす病気です。

痔ろうの手術ではこの肛門腺窩をとり除きますが、人間は8?12個の肛門腺窩をもっているので、手術後も手術前と同じような肛門に炎症を起こす生活を続けていると、残りの肛門腺窩から新しい痔ろうができる可能性があります。

ですから、手術を受けて痔が治ったら「もう、肛門に炎症を起こすような生活はしないぞ」と決心することが重要です。


また、肛門括約筋にまったく傷をつけないで手術を行うということは、括約筋を悪くもしないかわりに、よくもしないということです。

非常に大きな内痔核を何年ももち続けている人は、巨大な内痔核が肛門にふたをしているため、肛門をいつもきっちり締める必要がありません。

ですから、括約筋が弱くなっていることが多いのです。

このような人が手術を受け、巨大な内痔核をすっかりとってしまうと、肛門の締まりがない、としばらく訴えるときがあります。

この場合は、肛門体操で括約筋をきたえれば、数ヶ月で括約筋を強くすることができます。

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