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結紮切除法

結紮切除法は、内痔核の手術法としてはもっとも一般的なもので、世界中で行われています。

手術にかかる時間は1ヶ所15分ほどで、入院期間は10日?2週間ほどです。


この手術の長所をあげると、次のようになります。

?肛門に対して縦の傷で治るため、肛門が狭くならない

?手術の傷が小さいので、術後の痛みも少ない

?手術時間が短い


手術は、患者さんに麻酔をかけることから始まります。

麻酔は、腰から下だけの低位腰椎麻酔で、もちろん、手術中にはまったく痛みを感じません。

手術時の体位は、うつぶせになる伏臥ジャックナイフ体位で行われます。


ふつう、内痔核は、肛門周辺にある3本の動脈の位置(左後方、右後方、右前方)にできます。

手術は、まず、内痔核を器具ではさんでひっぱりながら、肛門の外側の皮膚をV字形に切開することから始めます。

そして、肛門括約筋を傷つけないように、痔核を粘膜とともに剥離させ、その根元にある動脈をしばります(結紮する)。

このようにして、痔核に流れる血液を止め、痔核の部分だけを切除します。

そして、痔核のあとに便がたまらないように、患部を形成し、手術は終了です。


手術後は、数時間で歩けるようになり、その日から食事もできます。

排便や入浴も、術後2日目から可能です。

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