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レーザー療法

レーザー光線は、人工的につくられた電磁波の一種で、一定方向に直進する性質があります。

医療では、レーザー光線がもつ熱作用や切断作用を利用し、手術の際にメスとして利用したり、患部に照射して腫瘍を焼灼することに用いています。


また、ごく最近ではレーザー光線のほかの作用もわかってきました。

弱いレーザー光線を細胞にあてると、細胞がいろいろと変化を起こすようになる作用があるのです。

これを光情報伝達システムと呼んでいます。


●いままでのレーザー療法の問題点
痔の治療で用いられているレーザー療法は、次の2つに大別できます。

?痔に、レーザー光線を発するチップを直接ふれて切っていく接触法

?痔には直接ふれず、レーザー光線を照射する非接触法

これらのレーザー療法には、次のような問題点があります。

・接触法
レーザー光線をセラミックなどのチップに導き、そのチップをメスのように痔核にあてて切っていきます。

医師が切りたい場所、切る深さを精密に測定できるので、すぐれていますが、チップが熱によって折れやすいことと、最新技術の光情報伝達システムを利用できないことが欠点です。

・非接触法
レーザー光線を発するチップが痔に直接ふれないため、チップが折れることはありませんが、痔に近づけてレーザー光線を照射するだけで、痔核とレーザーチップとの距離を一定に保てないので、どのくらいの深さまで届いて患部を焼いているのかを正確に把握できないことが難点です。

もし、痔核の下の肛門括約筋を傷つけると、肛門が狭くなったり、肛門の機能が低下する原因になります。

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