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痔ろうには、4つのタイプがある

痔ろうは、原発巣である肛門腺からうみが進む経路によって次の4つのタイプに分かれます。


・?型痔ろう
皮下痔ろう、粘膜下痢ろうとも呼ばれ、発生頻度は高くありません。

肛門括約筋をつらぬいていない痔ろうで、裂肛の裂け目に便がつまることにより起こる場合が多く、肛門腺が原発巣でないこともあります。


・?型痔ろう
筋間痔ろうとも呼ばれ、痔ろうの60?70%を占める、一般的な痔ろうです。

内肛門括約筋と外肛門括約筋の間をトンネル(ろう管)が走る痔ろうで、トンネルの深さによって、歯状線より下にできるものを「低位筋間痔ろう」、上にできるものを「高位筋間痔ろう」といいます。


・?型痔ろう
坐骨直腸窩痔ろうとも呼ばれ、痔ろうの約20%を占め、ほとんど男性に起こります。

肛門の背側が原発口となり、そこから便が入り込むと内肛門括約筋と外肛門括約筋、そして坐骨直腸筋の間(コートネイのスペース)が広いために、深くて大きな原発巣ができやすくなります。

この原発巣から外肛門括約筋をつらぬいて、左右に痔ろうのトンネルができます。


・?型痔ろう
骨盤直腸窩痔ろうとも呼ばれ、まれに発生します。

肛門括約筋の奥にある肛門挙筋をつらぬいて進行します。


●こんな症状だったら痔ろうの疑い
・肛門からうみが出てくる


●こんな症状だったら肛門周囲膿瘍の疑い
・排便に関係なくお尻がはれて痛み、38度以上の熱が出る

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